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βNMNとアスタキサンチンを用いた疾病治療について

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猫ちゃんの慢性腎不全は、初期、中期なら、再生医療で治癒できます
末期でも救命できます

猫ちゃんは、尿の通り道のつまりを抑えるAIMが、血液中で、IgMと強く結合していて本来の働きをしていないので、慢性腎不全が圧倒的に多いと言われています。

中期の慢性腎不全なら、βNMN、アスタキサンチンにより腎細胞が再生し、治癒します(詳細は症例を参照)。
末期の慢性腎不全の場合、βNMNやアスタキサンチンによる治癒は不可能ですが、AIMにより救命、延命できます。
濃縮幹細胞培養上清液を用いた再生医療では、末期の慢性腎不全でも回復する可能性はあると思います。


慢性腎不全は、尿の通り道のつまり、細胞の慢性炎症と血管の減少による腎臓の単位であるネフロンの壊死です。
AIMは、尿の通り道のつまりの改善と、血液中の尿毒素の除去(透析と同じ働き)に役立ちますが、販売は来年予定です。
βNMNとアスタキサンチンは、腎臓細胞の慢性炎症の抑制、腎臓の、細胞と血管の再生にかかわります。
グルタチオン、その前駆体であるγグルタミルシスチンは、血液中のAIMをIgMから切り離し、活性化する働きがあります。
濃縮幹細胞培養上清液は、HGF(肝細胞増殖因子)を含む様々な成長因子を含み、腎臓血管・細胞の再生及び壊死部線維組織の融解の可能性があると思います(現在、治療検討中)。

STEP 1
とにかく水分摂取

顆粒ゼラチン2~3%(水100mlに対して顆粒ゼラチン2~3g)を、60℃くらいの肉汁に入れて溶かし、冷蔵庫で固めて保存しておきます

ゼラチンはコラーゲンです。人の慢性腎不全ではタンパク質制限をしますが、ネコちゃんの場合は制限しない方が良いという報告もあります。また目的は水給与であり、実際のゼラチン含量は2~3%と少ないですので、慢性腎不全のネコちゃんには問題ないと思います。

  • ゼラチンは、顆粒が一番手間いらずです。
  • ゼラチン顆粒は、高温多湿下、強度の紫外線下、ホルマリンガス下(新しい食器棚など)では、水に溶けにくくなりますので注意しましょう。
  • ペットボトルに水を入れ、凍らせて部屋に置いておきます。
  • ミネラルウォーターなら水道水のように軟水を。
  • ネコちゃんが水道水のカルキを嫌がる場合は、一旦沸騰させ冷ましてあげましょう。
  • 飲水場所はごはんと離し、数ヶ所に設置。
  • 給水器は毎日洗い、水も毎日交換。
  • 冬は、温かい水を給与。
  • ドライやウエットに水を適量入れて給与する。
  • フィルター式、流れる水給水器
流れる水給水器
STEP 2
濃縮幹細胞培養上清液を静脈注射し、βNMN、アスタキサンチンを与える

慢性腎不全と慢性腎不全悪化の要因は、活性酸素、腎臓の過度の慢性炎症および血管減少に続くネフロンの壊死です。濃縮幹細胞培養上清液、βNMNとアスタキサンチンを与えますと、慢性炎症が抑制され、腎臓血管・細胞が再生し、かつ、壊死部線維組織が融解し治癒する可能性があります。

STEP 3
ラプロス、グルタチオンを与える

血管拡張作用、抗炎症作用、血管内皮細胞保護作用など、腎臓病の進行を防ぐための作用を持っているラプロス、腎不全猫の救世主と、もてはやされているAIMをIgMから切り離してフリーなAIM(猫は、AIMとIgMの結合が強く、フリーのAIMが少ないため腎不全が多いと言われています)にする還元型グルタチオンを与えます。グルタチオンの前駆体のγグルタミルシスチンも効果があり、ドリアンから抽出したものをフードに入れることが検討されているようです。

STEP 4
塩分やミネラルの多い人のごはんは絶対にあげない
STEP 5
人のかつお節は与えない

濃縮幹細胞培養上清液、βNMN、アスタキサンチンを用いた
再生医療による難治性疾患の治療

慢性腎不全、慢性心不全、糖尿病、てんかん、FIP(コロナウイルスによる不治の病、伝染性腹膜炎)、口内炎、神経麻痺、起立・歩行困難、癌、痴呆及び老化を諦めないで!

PUPPY CAT CLINICは、人用サプリメントの高純度・安全な天然物のアスタキサンチン(9mg/日)やβNMN(100mg/日)を使用したオリジナル療法と濃縮幹細胞培養上清液静脈注射による再生医療を駆使し、従来の治療法と組み合わせて治療しています。

FIP、コロナウイルス感染死、慢性腎不全、慢性心不全、口内炎、癌、動脈硬化、高血圧、心筋•脳梗塞、糖尿病、アレルギー、痴呆を含む90%以上の病気と老化の原因は、

  • テロメア・ミトコンドリアの損傷
  • 免疫の暴走
  • 悪玉酸素

テロメア・ミトコンドリアの損傷、免疫の暴走、悪玉酸素を抑制するものは、

  • サーチュインタンパク質

サーチュインタンパク質の量を増やし、サーチュインの作用を強化するものは、

  • 天然物のアスタキサンチン
  • NAD+

そのため、アスタキサンチンとNAD+を摂取すれば上記の90%以上の病気は予防、改善でき、かつ老化を遅らせる可能性があります。

実際のサプリメント

アスタキサンチンとβNMN

NAD+は脳や網膜に到達できませんし、消化器からあまり吸収されませんので、その欠点がない前駆体のβNMNを処方します。

※尚、ビタミンB3、つまりナイアシンはβNMNを経てNAD+になりますが、生理的な働きで多量に摂取すると吸収が減り、体外排出が増します。

FIPについて

人のコロナ感染死も猫のFIP死も免疫の暴走、つまり一種のアレルギー状態が原因

まず、人の新型コロナウイルスは猫にはうつりませんし、FIPの変異コロナウイルスは人にはうつりません。両者に共通する特徴は、死亡原因が免疫の暴走であるということです。

つまり一種のアレルギーであり、正常細胞まで傷害します。最終的には微小血管に血栓ができるDICという最悪の病態を招き、死に至らしめます。

ですから、感染死の予防は免疫力の強化しかありません。

※免疫システムは、非自己(つまり外敵)を攻撃する働きと、諸刃の剣である攻撃力が正常細胞まで傷害しないように、免疫の暴走またはアレルギーを抑える働きがあります。免疫力の強化とは、このふたつの働きを持つ正常な免疫システム(自然治癒能力)に戻すということです。

FIP罹患ネコちゃんの救世主になるか?

GS441524で、一日、体重(kg)あたり4mgで、84日間投与して、FIP猫の生存率が、77.4%。ちなみにこの薬は、コロナウイルスやエボラ出血熱ウイルスなどのRNAウイルスの増殖を抑えます。
投薬の効果と副作用などについて十分に検討し、臨床現場で、FIP猫ちゃんを救命しています。

予算に合わせたFIP治療の実際

大勢の猫

GS441524、モルヌピラビル、イベルメクチン及びクロファジミンの他、核酸アナログである、テノホビル、そして、免疫の暴走、つまり、サイトカインストームを抑えるβNMNも取り扱い、飼い主様の多様なニーズにおこたえしておりますが、
モルヌピラビル、βNMN、イベルメクチン、クロファジミン単独では、救命できませんでした。テノホビル単独投与は実施してませんが、やはり、短期間でもGS441524

を使って、補足的に、モルヌピラビル、βNMN、イベルメクチンまたはクロファジミンを併用する方が救命できると思います。モルヌピラビルは、GS441524と比較して、安価ですが、単独投与での救命率は低く、濃度をあげると、早期に副作用が観られるようです。
 Puppy Cat Clinicでは、広くFIP猫ちゃんに回復の機会を与えるため、効果、品質及び安全性の面で問題がなく、かつ経済的価格のFIP治療法を提案いたします。これは、Puppy Cat Clinicのオリジナル治療法です。
 つまり、GS441524とβNMNを34日間投与後、モルヌピラビル、βNMN、肝腎保護剤を50日。ただし、中長期の再発率については、未だ不明です(現在検討中で、2022/7/14現在で、投薬終了後74日で一般状態は良好で再発ありません)。FIP治療症例数が多い獣医による投薬調整等のコンサルティングで、FIP治療の成否が決まります。
 GS441524及びモルヌピラビルによるFIP治療は、マニュアルやプロトコールだけでは回復も寛解も難しく、結果、再発と散財を招きます。